3台体制にチームを拡大して出口修、寺本幸司、深津拓真の3人のライダーで全日本ロードレース選手権にスズキGSX-Rで参戦。鈴鹿300km耐久レースは出口、寺本のコンビで6位を獲得。 同じコンビで臨んだ鈴鹿8時間耐久レースでは過去最高位の5位フィニッシュを飾る。 耐久以降JSBに乗る出口選手は後半戦全戦でポイントを獲得する活躍を見せた。
チーム名 PLOT FARO PANTHERA
2008年シーズンはライダーにスズキ600のエース寺本幸司で新たにST600クラスにも参戦を開始。 JSB1000クラスは昨年に引き続きスズキGSX-R1000と今野由寛。2台体制の新たな挑戦と共に今野、寺本のコンビで鈴鹿8耐7位を獲得。
表彰台獲得という新たな目標に向かいマシンをスズキGSX-R1000へスイッチ。 ライダーに今野由寛を起用。 メインスポンサーに「Deotex」を向かえ、PLOT初となる鈴鹿8時間耐久レースへ出場し、27位で完走を果たす。
チーム名 DeotexPANTHERA PLOT
WP製フロントフォークへの変更や各部の熟成により、国産有力チームを幾度となく脅かす。 シングルフィニッシュ2回を含む 安定したリザルトで40ポイントを獲得。 チームランキングも過去最高の10位となり名実ともにトップチームの一員となる。
ブリヂストンタイヤにスイッチし一層のコーナリングスピードを得る。 またヨシムラジャパン製カムシャフトを入手、これらにより戦闘力は大幅に向上。 この年全レースでポイントを獲得し年間ランキングも大きく伸ばす。
フル参戦1年目。絶対的に埋まらないピークパワー差を補うために999Rの持つ旋回性能をフルに発揮すべくオリジナルステム・リアリンクの開発に着手。TDD製フルコンの導入でECUセットアップの質も大きく向上する。
「全日本ロードレースのチームを組織し、PLOTの名前をレース界にもアピールしたい。でも後から入っていくのだから他のチームと違うことがしたい」 プロト代表近藤芳光のこの一言からPLOTドゥカティプロジェクトは始まりました。 現役時代にサポートをしていた上田昇を監督に迎え、ライダーに須貝義行を起用し999Rでの参戦を開始しました。 ほぼフルストック状態で後半戦スポット参戦をし、周回遅れという厳しい現実を味わいながらもマシンの状態やこれから進むべき方向性を確認する。