決勝/25ラップ 天候:晴れ コースコンディション:ドライ
朝のウォームアップ走行で寺本は冷静に分析していた。どうすればこの後の決勝で順位を上げれるか。自身初の最後列からのスタートにも前向きだった。決勝前ピットに現れた寺本は気合に満ちていた。
実際にグリッドにつくと最前列はかなり先。スタートと共に寺本はそこから抜群の集中力で勢い良く飛び出す。数台を抜き1コーナーへ進入して行く。ホームストレートへ戻って来ると25番手、3周目には24番手、5周目には23番手とポジションを上げていく。
しかしその後#705黒川、#25川原、#4稲垣らと集団になり接近戦となる。11周目には#25川原にかわされ24番手に下げるが、15週目互いに勝負に出た集団から寺本はうまく前に出て22番手に再浮上。16週目には順位の落ちてきた#27大木をかわし21番手。#25川原が背後に付くのを抑えつつ前を追うが差は1秒近く、思うように詰まっては行かない。最終ラップ、15位を走っていた#76関口が最終コーナーで転倒。
寺本も1つ順位が上がり20位でチェッカー。決勝中のベストラップは1'00.017。
次戦は第3戦 大分県 オートポリスにて5/24(日)決勝レース開催。
(第2戦 鈴鹿2&4レースはST600クラスの開催はありません。)
ライダー、チームスタッフとも全力で巻き返しを図ります。
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