ふと思ったのですが、そういえば毎月定期的に発行されているプロトの新商品案内誌、プロトニュースっていつからカラーになったんだろうか? そんな疑問から少し調べてみました。
今更ですが、現在当たり前の様にスマートフォンやパソコンで様々な事が簡単に調べられる世の中ですが、そんな中プロトでは業者さま向けにアナログスタイルでの新商品案内を継続しております。それが新商品案内誌【プロトニュース】となります。一般のユーザー様にはプロトホームページからの『PLOT NEWSを見る>』で公開されております。
また、過去のプロトニュースのバックナンバーも2007年(平成19年)11月号 VOL.143 からであれば閲覧できますので宜しくお願いいたします。
◆記念すべきプロトニュース初のカラーバージョンはこちら
歴史的なカラー印刷初号は、2001年(平成13年)2月号 VOL.67 からでした。
この頃はPLOT NEWSのタイトルの左に、謎のマフラーキャラクターが存在していました。年齢が悟られますが、少しばかり ケムンパス に似ていませんか? そしてよく見ると当時は毎月25日発行だったんですね。(現在は毎月20日発行)
この記念すべき号の表紙を飾った商品は、インセントイズのスノースクート そうなんです、スノースクートなんですよ。
皆さんスノースクートはご存知ですか? 冬のゲレンデで楽しめる雪上バイクなんです。立ちながら乗るんですが初めての方でも比較的乗りこなす事ができ、当時の自分はついつい調子にのりいつのまにかスピードがあがってている事に気づかず油断してゲレンデでハイサイド喰らい何回吹っ飛んでいた事か… でも雪の上だから吹っ飛んでもけっこう平気でしたね。この当時はスキー場がスノーボードの来場がまだまだあったのでスキー場も強気で、安全面を考慮するスキー場が多くスノースクートが乗れるスキー場は限られていました。それはそれで乗れるスキー場を探す楽しさもありましたし、なによりスキーやスノーボードの様に専用ブーツや板が不要なのでスノースクートさえあれば気軽に GO TO ゲレンデ できたのも魅力でした。あとアクロバティクなプロモーションビデオも何度も見た見た、繰り返し見た。ビデオテープ(この時はまだDVDではなくビデオテープなんです)のバックミュージックが湾曲する感じの状態(ウォンウォンする状態分かってもらえますか)になるまで繰り返して見たものでした。
以下ひとり言ですが、
はたして今まだ現役でスノースクートやってる人いるのだろうか? 久しぶりに今年の冬にでも繰り出してみるか… いやダメだ、あれから20年も過ぎている。ダメだダメだ、気持があっても体が心配、無理だ、危険だ、やめておこう、自覚しろ、お前は今何歳だ、オートバイならハイテク装備と課金で年齢を補ってもらえるが、ウインタースポーツだぞ、やめておけ、そうだそれが賢い選択だ、うんそうだ。 〈しかしその一方でふと思い出す。〉 確かスノースクート専用キャリアがどこかにあったハズ、どこだったかなぁ、うーんと、ダメだ思い出せない、そうだ出てこない方がいい、出てきたら行きたくなってしまう。思い出すな自分、出てくるな専用キャリア、そうだ仮に見つかったとしても売ればいいんだ、きっと今はスノースクート専用キャリアなんかどこも販売していないから、希少価値あるんじゃないか… いかん話が脱線してしまった、いかんいかん。
色々と初のカラーバージョンの事を書きましたが、という事はそれ以前はカラーではなったということなので、この際なのでカラーではないモノクロの時代も少し振り返ってみたいと。
◆プロトニュース最後のモノクロバージョンはこちら
こうやって見ると、当然なのですがモノクロなので華がないですね。
こちらも謎のマフラーキャラクターが存在しています。モノクロなので怪しさ倍増です。そしてこの号の表紙を飾ったのは、マフラーメーカーのノジマでした。ここではミドルクラス用のフルエキゾーストマフラーを紹介しています。この頃の規制も今よりは緩く性能優先でマフラーが開発できた良き時代でした。『スーパーストレート構造サイレンサー MAXパワー炸裂!!』ですよ。事実この時代のマフラーは、装着後の違いを即体感出来る程でした。もちろん音の特徴も群を抜いており、誰からもいい音だと評価され、ミドルクラスに乗る当時の若者からも『ノジマ管』とも称されていました。
という事で、世の中どんどん便利なり当然世の中カラーが当たり前の時代ですが、プロトニュースもモノクロの時代があった事の振り返えりでした。