皆さん、こんにちは。プロトツーリング部のO吉と申します。
今日は皆さんに新商品の準備作業のひとコマをお届けしたいと思います。
この頃は少し秋の気配が漂いはじめて夜などは大分涼しくて過ごしやすくなってまいりましたね。
秋が来ると、次はあっという間に冬がやってきてバイク乗りの私たちには辛い辛い冬がやってきます。
手が凍えるとブレーキ、クラッチ、アクセルの操作がしづらいし、男性の皆さんはトイレに駆け込みたいのに手がかじかんでジッパーが降ろせなくて、うわぁーなんて経験のある方も少なくないのではないでしょうか。冬のツーリング先で尿暴発とか悲劇ですよね。周りから見てる分には喜劇かもしれませんが…。そんな冬のツーリングの手の辛い寒さを少しでも和らげられないかと私どもプロトでは今、プロトオリジナルデザインの電熱グローブの商品化の企画を進めています。
グローブデザインのコンセプトはごくごくシンプルに。でもバイク用としての安全のための最低限のプロテクションは備えたい。というような感じでグローブデザインはナックル部分にソフトタイプのプロテクターを備えさせて、舟状骨という部分にもソフトプロテクターを備えています。
ナックル部分は万が一の衝突やアクシデントの際はライダーはぎりぎりまでブレーキレバーを握っている事が多いため、ナックル、手の拳の部分は守りづらい部分なんです。そういった事情を踏まえてナックルプロテクターを備えるデザインにしました。
また舟状骨はしゅうじょうこつと読むのですがライダーが転倒した際に手を着こうとすると、もっとも地面と接触しやすく、かつ怪我をしやすい、また、この舟状骨に怪我を負うと後遺症に残る怪我になりやすいというところからグローブ付けた際に操作しやすさを損なわない程度の柔らかなパッドのプロテクターをグローブの舟状骨部分の内部に忍ばせました。
この電熱グローブのその他の電熱性能や細かいうんちくやスペックは後日あらためてお伝えしたいと思います。今日はつい先日ようやく待望の最初の試作品が上がってきましたので自社の写真スタヂオにて宣材用の写真撮影作業を行いましたので、その風景をお届けしたいと思います。
宣材画像の写真の被写体はたまたま今回は企画者の私が担うこととなりました。冬向けの商材の為、グローブ以外も冬向けの装備をフル装備して撮影に臨みます。当然ですが、まだまだ残暑が残る9月上旬の現在に冬向けの防寒装備をフル装備するのはものすごく暑いです。
ですのでカメラの画角に写らない箇所は徐々に装備を開放していきます。ジャケットも片腕のみ通す遠山の金さんスタイルで撮影を続けます。
理想の画角と画像を得るために端から見ると不思議な体勢でも撮影します。実は私、肋骨を骨折中で治療中のため無理な体勢はちょっとキツいです。
このグローブは防水透湿フィルムを備えた防水仕様ですがバッテリーを取り外せば手洗いも可能な仕様ですのでグローブを洗う様子も撮影します。
こうして様々なカットの宣材画像をスタヂオで撮影いたしまして、後日、この画像は商品のWEBページやら、商品の画像やら、はたまた雑誌社さんはじめメディアの皆様に提供する宣材画像になったりします。
オリジナル商品の画像撮影作業はこんな感じでどたばたと進すすめています。
近日公開予定の電熱グローブの商品のWEBページ等をご覧いただきましたら、冬っぽい風景だけど実はまだ残暑残る季節に撮影していたのかとか、実はかなり無理な姿勢で撮影された画像なのかと色々想像していただきつつご覧いただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
近日公開のプロトオリジナルデザインの電熱グローブの新製品の発表をお楽しみに!