みなさんこんにちは、プロトの車両担当カジノです。
さて、突然ですが、乗り物大国イタリア、みなさんイタリアブランドの乗り物メーカー、いくつ思い浮かびますか?
自動車ではフェラーリやランボルギーニといったスーパーカー、バイクではドゥカティやモトグッチ、自転車ではビアンキ、コルナゴ等々、有名ブランドがひしめきます。乗り物好きな人なら、有名ブランドだけ挙げてもアッという間に両手埋まっちゃうんじゃないでしょうか。どれも個性的なデザインと機能美で独特な世界観を持っていますね。
さて、そんなイタリアのビッグネームが遂に日本に上陸を果たしました!
それが、BENELLI(ベネリ)。
イタリアの名門
誕生は1911年ですから、現存するバイクメーカーのなかでも相当に古い部類。過去にはレースシーンでも大活躍しイタリアでは「5大ブランド」に数えられる名門です。
1950年代には世界チャンピオンにもなったベネリ
ベネリの歴史についてはこちらをご覧ください。
そんなベネリ、上のリンクの空白期間でお分かりいただけるように60年代以降は低迷の時期でございました。これはベネリだけじゃなくて海外メーカーの多くが経験したこと。その最大の理由は日本メーカーの台頭。
ブランドは存続し時折個性的な機種をリリースして一部マニアをザワつかせることはあったベネリですが、長くくすぶり続けておりました。
ザワザワその1 「ベテランバイク乗りは知っているかも」個性的な6気筒モデル750sei
ザワザワその2 「なんとラジエーターがエンジン後方に」トルネード900TRE
火は消えていなかった
しかし、オーナーチェンジをきっかけに2000年代より吹き始めた風は徐々に勢いを増し、大きな資金を得たことで一気に火勢を増して2016年「新生ベネリ誕生」へとつながります。
その勢いたるやすさまじく、イタリア国内ではベネリTRK502がトップセールスを記録。名実ともに古豪復活を遂げたのです。
イタリアで今一番売れているバイクがコレ TRK502/X
グローバルに展開 そして、遂に
ベネリはヨーロッパをはじめアジア、南米、オセアニアの多くの国々で展開。しっかり地固めが整ったことろで「世界最強のバイク製造大国」へ遂に上陸と相成りました。我々プロトが輸入元となり、今年2021年3月より車両のデリバリーを開始しております。
さぁ、そんな記念すべき輸入初年度に上陸したモデルはこちら
12インチモデルだってトレリスフレーム「小粒だがピリリと辛いストリートファイター」 TNT125
フロントフェンダーに注目!「新生ベネリのアイコン」名車の名を受け継ぐ レオンチーノ250
兄貴分TRK502/XのDNAが宿る「貴重な250ccアドベンチャー」 TRK251
ビッグバイクに匹敵する装備を持つ2気筒モデル「サウンドに酔いしれろ」 TNT249S
下は125cc、上はリッタークラスまで総合バイクメーカーとして豊富なラインナップを持つベネリですが、日本上陸初年度はその中でも手の届きやすい250cc以下4機種といたしました。今後、徐々にラインナップは拡充予定!ベネリのグローバルサイトでは他国の取り扱いラインナップも閲覧可能です。ぜひご確認ください。
次回からは機種ごとにピックアップし、それぞれの魅力をお伝えしていきたいと思います。
ベネリモーターサイクルに興味を持っていただきましたら、ぜひ、販売店へ足を運んでみてください。展示車はもちろん、試乗車の用意がある販売店もございます。こちらでご確認ください。