こんにちは、先日めでたくゴールド免許を取得しました。安全運転ザンドナマンです。
最近は寒すぎてバイクに乗るのが億劫になってしまいますね。というか乗っていません。
実はザンドナマン、普通二輪免許しか持っていません。ただ最近大型バイクに乗りたくなってきてしまったので、今年こそは大型二輪免許を取りたいと思っています。もちろん教習所にはザンドナを着ていく所存です。
さてもう6年も前になりますが、僕は普通二輪免許を取るときに教官からしょっちゅう「ニーグリップが甘い!(怒)」と指摘をうけていました。結局ニーグリップを意識するようになったのは自分のバイクを買ってツーリングに行くようになってからで、高速道路を走ったりワインディングロードを走ったりして、内腿で車体をコントロールし体を安定させる感覚が掴めた時に「これがニーグリップか~」なんて思ったのを覚えています。
よくバイクの運転が上手くなるためにはニーグリップが大事という話を聞きますが、長距離走ったりするとニーグリップって結構疲れるんですよね・・・。ネットで検索をしていると結構「ニーグリップ 筋肉痛」とか「ツーリングの終盤に足が痛い」という方チラホラ見かけます。
今日は車体に貼ることでグリップ力を強化し、ニーグリップをを安定させるPRINT社製のHDRタンクパッド(タンクサイドパッド)のご紹介をさせていただきます。より少ない力でも十分なグリップを確保することができるので、ツーリング時の疲労軽減にも効果が見込めますよ。
PRINT
革新的タンクパッド「HDR(High Definition Rubber)」シリーズを筆頭に、様々なバイクプロテクション製品で有名な国際的ブランド「ONE DESIGN」を展開するイタリアの老舗メーカー。1968年の創業以降、大手メーカーのOEM生産を請け負ってきた経験と実績で、WSBKを始めとした世界的なレースシーンでも活躍する商品を世に送り出しています。
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HDRタンクサイドパッドとは?
High Definition Rubberの略で、これまでタンクパッドに使用されることのなかったシリコンラバーを用いることで、従来であれば相反するトップクラスのグリップ力と衣類へのダメージ軽減を両立した革命的タンクサイドパッド。サーキットでのスポーツ走行は勿論、普段のツーリングやワインディング走行でもニーグリップ強化の恩恵を受けることができます。
ニーグリップ時の食いつきをよくするために設けられた無数のヘックス状の突起は機能性だけでなくデザイン性にも優れ、他のタンクパッドとは異なるイタリアメーカーならではの美への拘りが伺えます。カラーは車体に引き締まった印象を与えるブラックと、車体のカラーリングをそのまま映えさせるクリアの2色展開。貼り付け面には対候性に優れた3M™VHB™テープが採用され、あらゆる環境下においてニーグリップの負荷に耐える十分な接着力を確保しています。
特徴その1 トップクラスのグリップ力
実は同じPRINT社の商品シリーズにニーパッドというシリーズがあります。ただしこのニーパッドはどちらかと言えば「ニーグリップによるタンクの傷防止」を目的としたもの。一方、HDRタンクサイドパッドはグリップの強化に特化した商品で、サーキットでのレースシーンは勿論、ツーリングから街乗りまで使える必要十分なグリップ力を確保しつつ、後述する衣類へのダメージ性の低さを両立しています。
特徴その2 衣類への攻撃性の低さ
ニーグリップ強化を目的としたタンクパッドによくみられる問題として挙げられるのが衣類への攻撃性の高さ。当然ニーグリップ時の摩擦が増しますので、接触する内腿の生地のダメージは必須です。しかしプリントのHDRタンクサイドパッドは柔軟でコシのあるシリコンラバー製、十分なグリップ力を確保しながらも衣類へのダメージは最小限に留めます。
特徴その3 デザイン性の高さ
HDRの最大の特徴とも言えるのが無数に設けられたヘックス状の突起。ライディング時にグリップ力を発揮する要になるのは勿論、バイクから離れて写真を撮る際にもかっこいい!イタリアメーカーならではの美への拘りが感じられます。
特徴その4 豊富な適合車種ラインナップ
国産4メーカーを始め、ドゥカティやアプリリア、MVアグスタなどイタリアメーカー車にも幅広い車種専用品をラインナップ。外国車へのパーツ展開が広いのは輸入品ならではですよね。
剥がれたりしないの?
貼物系カスタムでやっぱり気になるのが接着力。折角貼り付けてテストがてら走りに行っても、出先で剥がれたりすると気分も萎えてしまいますよね。HDRタンクサイドパッドの接着面には3M™の強力な両面テープが採用されており、しっかり手順を守って貼り付ければ簡単には剥がれません。
ここでは簡単に貼り付けの手順をご紹介させていただきます。大まかな手順としては、
① 脱脂
パーツクリーナーなどを使って表面の汚れや油分、ワックスを取り除きます。
② 施工面の加温
初期接着性を高めるため、タンク表面とパッド本体をドライヤーなどで適宜温めます。
③ 貼り付け
気泡が入らないように注意しながら押し付けるようにして貼り付けていきます。
という順になります。(雑ゥ)
この中で最も重要なのが、①脱脂 です。HDRに限らず、全ての貼物系カスタムで脱脂というのは剥がれる・剥がれないを左右する大きな要因の一つです。特にニーグリップの高い負荷に耐えるタンクサイドパッドは、脱脂が足りないと笑えるくらいすぐに剥がれます。脱脂はやりすぎるくらいでちょうどいいです。特に納車後しばらくは車体にワックスやコーティングが残っている場合が大半ですので通常よりも念入りに脱脂をする必要があります。
脱脂の際は円を描くように拭いていても油分を塗り拡げているだけになってしまいますので、一方向へ繰り返し、ウェスの面を変えながら拭き上げると効果的です。もったいぶって脱脂ケミカル、ウェスをケチってしまうと貼った瞬間に「あ・・・(駄目だこれ)」となるので気をつけましょう。
あとこの頃の寒い時期は特にそうですが、タンクやパッド本体が冷え切っていると上手く接着しません。貼り付ける際には21℃~38℃まで温めることで最も初期接着性が高まります。20℃を下回るとグングン初期接着性が下がっていき、10℃以下になると最適な接着力の10%程度しか発揮できません。
また常温感圧型接着タイプなので、貼り付け後にギュギュギュッと押し付けるようにしてやると上手く接着力を発揮することができます。
意匠性抜群?実際に貼り付けた車輛がこちら!
機能性についてはもう十分、実際に貼り付けた写真を見ていきましょう!
自分のバイクの車種専用品がなかったら?
勿論、車種専用品以外にも様々な車両にマッチする汎用品がラインナップされています。形状・サイズが異なる4種類から自分の車両にあったものをお選びいただくことが可能です。
最後に
「別になくてもいいじゃん」というのがタンクパッド。その通りです!別になくても走れるし、ニーグリップができないとバイクに乗れないわけではありません。でもしっかりニーグリップをして人馬一体となる感覚はバイクならではのもの。タンクサイドパッドを貼り付けることでワンランク上の一体感を得ることが期待できます。
ニーグリップなら、HDRタンクサイドパッド。
走りだせば、それはツーリング。