インペリアーレ400オーナーとヒトリベネリ聖地巡礼ツーリング

2022年秋に日本上陸を果たしたベネリIMPERIALE400(インペリアーレ)

IMPERIAL(インペリアル)というと「帝国」という意味もあって、古代の荘厳でどこかエレガントなイメージ

石造りの建物が似合う

 

そんな厳かなネーミングに名前負けすることなく、今もイタリア・ペーザロのデザインセンターで生み出され、Designed in Italyに強いこだわりを持つベネリらしいより本物を意識したつくり込みが魅力の一台。

現代にリリースする中でかなり潔く「デザイン」に重きをおいたインペリアーレ

 

ここ日本でも根強い人気を持つクラシックタイプのカテゴリーですが、現在はクラシックを意識しながらもモダンなエッセンスを散りばめた「ネオクラシック」が主流。そんな中で登場したオーセンティック(正統派)クラシックであるインペリアーレはそのエレガントな造形のみならずその乗り味も高く評価され多くのインペリライダー(インペリアーレオーナー)が誕生しています。

2024年9月29日開催したベネリデイでも最も多くの台数が集まりました

 

 

今回はそんなインペリライダーが集まったオーナーツーリングに我々インポータースタッフが参加してみました。

インペリアーレのキャラクター同様、どこか牧歌的で癒しを感じるショートツーリングの様子をレポートします。

今回のツーリングはオーナーさんとの共同企画。はじめての試みということもあり、コースセレクトは単距離・短時間としました。関東圏のオーナーさんが中心ということもあって(西のオーナーさん待っててくださいね)山中湖周辺をルートに。

 

山中湖界隈と言えば・・・

そう!ヒトリベネリのロケ地なのだ

当日はグズついちゃって「富士山ドコいった?!」のパノラマ台。この後、ガッツリ降られました

 

駐車場や新たに設置される展望テラス工事のため閉鎖されていた山中湖パノラマ台が11月下旬にリニューアルオープンするという話もあって「山中湖パノラマ台~道志」というヒトリベネリ聖地巡礼?ツーリングとしました。

ヒトリベネリってなに?という方・・・ダメですよ~まずこちら見ておいて

さて、ツーリングの実施日は11月24日に決定。当日は9名のインペリライダー+スタッフ3名で参加しました。

 

集合場所に選んだのは「道の駅ふじおやま」

当日は何やらイベントを開催しているようで、道の駅は朝から大混雑。なんとか参加者が集まれそうなスペースを確保して参加者の到着を待ちます。

写真では混雑っぷりが伝わらないのが残念

 

出発の目安としていた10時半頃には参加者も集まり、イザ出発!

【注】サウンドあり

まずは山中湖小山線でパノラマ台を目指します。実は工事が続いていたパノラマ台、展望台や駐車場の工事を終え20日からリニューアル。前日夜に下見に行ってみたら夜にも関わらずスゴい人。ということで当日は混乱を避け(安全+第一)パノラマ台は走りながら景色を眺めるのみ。「ヒトリベネリ聖地巡礼」と言いつつ一番の見どころをスルーするのは残念ですが、絶景は走りながら堪能するとして山中湖畔の長池親水公園駐車場へ。

 

道の駅ふじおやまから富士スピードウェイへ向かう工業団地?の道はいちょう並木がとっても綺麗でした。

【注】サウンドあり

 

山中湖小山線はなかなかの峠道。かなりの斜度でグングン標高あげていきます。そして、峠が下りになりしばらくすると・・・

音、振動、風を肌で感じ、出会う絶景。オートバイに乗ってるといろんな感覚が研ぎ澄まされますから、見える景色も特別感が増します。

 

で、長池親水公園到着

なんですが・・・停めるトコないじゃん

紅葉シーズンの山中湖をナメてました。元々多くない駐車スペースはいっぱいで、スペースが空くまでしばし待機。

無事、停めることができたのですが、大変な混在具合と言うこともあり「長居は無用」記念撮影をして次の経由地「道の駅どうし」へ移動です。

一足先に冬を感じさせる冷え込みですが、澄んだ空気のおがけでとても美しい富士山が

 

湖畔道路は常に渋滞・・・スゴイわ

親水公園から道の駅どうしまでは交通量も多いため無理にまとまらずフリーランとしました。交通量がスゴク多くて、なかなか集合のために止まるのも難しい感じ。

 

「道の駅どうし」到着

こちらも想像どおりの大混雑でしたが二輪用の臨時駐車スペースが解放されていたこともあって混乱することなく無事再集結。

道の駅では食事タイム。我々スタッフはジビエで胃袋を満たしました。ここまでの行程あっという間でしたけど、皆さん初対面の方もお互いの距離がグッと縮まって和気あいあい。「ベネリ」という共通のキーワードだけでなく今回はさらに深く「インペリライダー同士」そして「ここまで一緒に走ってきた」ということもありお互いが親近感を持ってお付き合いできたのではないかと思います。「オートバイを通じて普段出会うことのない人たちと出会える」これ、オートバイに乗る醍醐味の一つ。年齢性別、職業なんかの垣根を越えて盛り上がれるって素敵ですよね。

「道の駅どうし」はヒトリベネリのスタート地点でした

 

さてさて、ここでは当イベントの一大コンテンツが待ってました。

今回は万が一に備えトラックで伴走してくれたインペリアーレおじさん(自分を差し置いて先輩をおじさん呼ばわり失礼します)が仕込んでくれた賞品を賭けてじゃんけん大会を開催!昨年も同じぐらいの時期にインペリオーナーだけを集めて焚き火企画を行いましたが、その時もおじさん一杯仕込んでくれたんです。

「じゃんけん!ポン」って聞こえるはずが「誰か欲しいひと~」って聞こえたんだけど(笑)みなさんにお渡し出来てなにより

 

プロトいちマニアックなインペリおじさんですですから、仕込んだ賞品もマニアック。一部ピンとこない方もいらっしゃったようですが(笑)地味に嬉しい純正流用パーツなどジワジワ嬉しいパーツが沢山。いい感じで盛り上がって道の駅の一角はホッコリした空気に包まれました。

当日のプレゼント(一部)ステッカーとパズルキーホルダーはもれなくプレゼント

 

それでは!お腹も満たされお土産もゲットしましたので、次いきますか

ここからは最終行程。また山中湖へ戻って湖畔をグルっとまわりR138で最終目的地「道の駅すばしり」へ。距離30km弱ですが、ここからは一気に走ります。

皆様お疲れ様でした!

交通量や人出の多さにちょっぴり翻弄されましたがトラブルもなく無事ゴール地点へ到着。最後の記念撮影とプロトのYouTubeチャンネル「プロトツーリング部」のエンディング撮影にご協力いただき解散となりました。

 

OK!お疲れ様でした

オフィシャルイベントはここで終了。

まだ時間が早いこともあって走り足りないインペリライダーは各々さらにツーリングを続けたようですよ。

イツモ!

アリガトウ!!

ゴザイマース!!!

ちなみにJoeさんはここから愛知県まで帰らないと

 

軟弱者の我々はトラックにインペリを積込み(笑)

お疲れ様です(笑)なんかスイマセン

 

ユーザーに寄り添うインポーターを目指して

今回、ベネリの一番人気モデルへ成長したインペリアーレの魅力をまずはユーザーさんに楽しんでいただき、またそんなユーザーの姿を発信することにより未来のインペリライダーに「将来の自分」を想像していただければと思いツーリングを企画しました。企画の初期段階からユーザーさんにご協力をいただき、無事企画を実行することができました。ありがとうございます!!

今回、ベネリデイ盛り上がりに乗じて勢いで企画した感が強い(いつもこんなんだけど)ですが、ツーリング企画、またやりたいなと思います。やはりロケハンは必須(反省)。ルート設定や撮影のスケジュールなんかも次回はもっと綿密にやりますね。

前日は下見でヒトリベネリ(厳密にはフタリ)時間がおして夜になってしまった・・・

 

1911年にイタリア・ペーザロで誕生したベネリ。我々プロトがインポーターとなり日本へ再上陸を果たしたのが2021年です。まだまだ日本市場では駆け出しブランドですが、駆け出しだからこそ、ユーザーさんとの距離を近く、そしていただいたフィードバックをカタチすることを意識して活動しております。「言ったら響くインポーター(笑)」として「共感・共有の時代だからこそ」のユニークな活動ができたらと思ってます。

二年連続で開催したベネリスタの祭典「Japan Benelli Day」来年もお会いしましょう

 

特にインペリアーレ400は若いユーザーが多いので、我々もオートバイ乗りの先輩として、いろんな楽しみ方を提案、そしてそんな場をご提供していきたいです。引き続き良いお付き合いをよろしくお願いします。