バキュームマウントについて

バキュームマウントの特徴

一般的には、1960年代に産業用に開発されたのが始まりです。現在ではガラス板を運搬する際によく使われています。

多孔性のない素材(微細な穴がないもの)の滑らかな平面に設置が可能です。

シーサッカーの吸盤パッドには耐UV安定剤が添加されており、耐候性に優れています。

北欧などの寒冷地や中東などの砂漠地域にもバキュームマウントを販売しており、高い耐候性が実証されています。

直射日光の強く、塩分の影響も受けやすいフロリダの地で元はマリン用に開発されたという点も、その耐候性に寄与しています。

またボルト類は、防錆性の高いSUS316を使用しています。

引張強度は、4.5インチ吸盤1個で54kg、6インチ吸盤1個で95kgとなります。

使用方法

オレンジが見えたら、再度ポンピングしてください。

オレンジが見えない状態がフルパワーの証しです。

構成は大きくポンプ部とパッド部に分かれており、ポンプによりパッド内部の空気を排出して真空を作り出します。

ポンプにはオレンジ部分があり、ポンプを複数回押して空気を抜き正しい装着ができると、オレンジ部分が見えなくなります。

時間が経つと(環境により最短24時間)吸着力が弱まっていきますが、オレンジ部分が出てきたらポンピングの合図です。

オレンジが見えなくなるまで再度ポンプを複数回押して下さい。

装着時に霧吹きでパッドや表面を濡らすことを推奨します。

メンテナンス方法

メンテナンスはシーサッカーのバキュームマウントを安全に長くお使いいただくために必須となります。

必ず動画をご視聴いただきメンテナンスを定期的に実施してください。

部品交換について、パッドとポンプは3~5年程度持つように設計されています。

但し、使い方や使用環境に大きく影響されますので実際の状態に応じてメンテナンス・交換をしてください。

ポンプシールのグリスアップについて、最低でも半年に1度はグリスアップを行ってください。

但し、使用環境に大きく影響されますので乾燥や砂が多い環境で使用する場合は月1回を目安にグリスアップしてください。

サイクルラックのHUSKEフロントフォークアダプターの選び方

サイクルラックのタロン、ミニボマーおよびボマーをお買い上げいただく際、ご自身の自転車に合った別売りのHUSKEアダプタープラグを入手する必要があります。

ご自身の自転車のフロントハブの仕様が分からなければ、実際に測ってみましょう。

測り方について

1,ミリ表示の物差しまたはメジャーをご準備ください。

2,フォークエンドの穴径を測る。9mm、12mm、15mm、20mmのどれかだと思います。

3,フォークの穴同士の距離を測る。100mmまたは110mmどちらかだと思います。

測定した値を基にHUSKEプラグをご購入ください。お間違えのないように、カラーコードチャートをご確認ください。

フォークエンドがこのような形状の場合、9x100mm HUSKEプラグ+スキュワーのセットが必要となります。

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