【K&N】エンジンが汚れを吸い込むとどうなりますか?”K&Nのエキスパートに訊く"

2019年10月29日

エンジンが汚れを吸い込むとどうなりますか?

”K&Nのエキスパートに訊く"

 

■エアフィルターなしで車輛を走らせたらどうなりますか?
エンジンは燃焼プロセスのために空気を必要とします。
周囲の空気は、目に見えない粉塵、汚れ、汚染、花粉などの粒子状物質で満たされています。
エアフィルターがないと、浮遊する破片がピストン、シリンダー壁、さらにはMAFセンサー(エアフロメーター)を汚染し、損傷する可能性があります。

■汚れはどのようにシリンダーとピストンを損傷しますか?
ほこりや粒子がシリンダーに入ると、ピストンとシリンダースリーブの間で磨耗し、ピストンリングとスリーブ自体の両方が劣化します。
シリンダースリーブとピストンリングの摩耗が進むと、損傷によりリングが密閉できなくなり、燃焼ガス、混合気がクランクケースに漏れることがあります(別名ブローバイガス)。

■ピストンが損傷すると、エンジンが故障する可能性があります。
エンジンでブローバイガスが発生している場合、燃焼効率が大幅に低下します。
排気口から煙が出て、加速が遅くなり、燃費が悪化します。
この症状の修理費用も安くはありません。ほとんどのピストンの交換の際は数千ドル(数十万円)の費用を必要とします。

■MAFセンサー(エアフロメーター)に汚れが付着するとどうなりますか?
質量空気流量(MAF)センサーは、スロットルボディに入る空気の量を計算します。
MAFセンサーが汚れで汚染されている場合、リッチになりすぎている(燃料が多すぎて空気が足りない)か、リーンになりすぎている(空気が多すぎて燃料が足りない)ことがあります。
どちらの問題も深刻な操作性、ドライバビリティの問題を引き起こす可能性があります。

■始動前にエンジンの損傷を防ぐ
高品質で効率的なエンジンエアフィルターを使用し、定期的に整備することで、損傷粒子からエンジンを保護できます。
使い捨てフィルターを選択した場合、通常は約15,000マイル(約24,000km)ごとに交換する必要があります。
K&Nエアフィルターは洗って再利用でき、適切なメンテナンスをされていれば車輛の寿命の間ずっと使用を継続できるように設計されています。

■オイルを塗ったK&Nエアフィルターを使用する理由
K&Nエアフィルターのオイルを塗った設計は、汚れ粒子を「吸収」するのに役立ちます。
また、それらの粒子をフィルター表面自体に組み込むことで、フィルターの効率と空気の流れを維持します。
小さな粒子が捕捉され、オイルで飽和すると、それらは粘着性になり、他の粒子を捕捉することができます。
これと同じ設計が、50年以上にわたってレーサーと毎日のドライバー、モーターサイクルリストを保護してきました。

■高品質のオイルフィルターを同時にインストールすることを忘れないでください
汚れたオイルは、深刻かつ時には不可逆的なエンジン損傷を引き起こす可能性があります。
オイルフィルターは、循環オイルから異物を除去するように設計されており、エンジン保護において重要な機能を果たします。

車輛メーカーが推奨する走行距離でオイルフィルターを変更しない場合、または品質の低いオイルフィルターを取り付けた場合、汚れたオイルがエンジンコンポーネントを劣化させる可能性があります。
オイルの汚染劣化の進行が酷くなると、エンジンが完全に故障する可能性があります。

近年の自動車やモーターサイクルは構造や機構の進化により、従来のモデルよりもオイルフィルターの推奨交換距離のタイミングが段々長くなってきておりオイルフィルターにも長期使用、長距離使用を要求するようになってきています。
K&Nオイルフィルターは、長期使用のリクエストに応えるために、頑丈なキャニスターとプレミアムフィルターメディアで作られています。




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